01 起動準備
工作機械が非常停止に従って起動またはリセットされた後、工作機械はその後の動作のための基準位置を有するように、まず工作機械の基準ゼロ位置に戻る（すなわち、ゼロに戻る）。
02 ワークのクランプ
ワークをクランプする前に、ワーク表面の油分、鉄くず、ゴミなどをきれいに拭き取り、ワーク表面のバリをヤスリ（またはオイルストーン）で取り除いてください。
クランプに使用する高速レールの表面はグラインダーで研削して滑らかで平坦にする必要があります。コード鉄とナットはしっかりしていて、ワークを確実にクランプできる必要があります。クランプが難しい一部の小さなワークピースの場合は、タイガーに直接クランプできます。工作機械の作業台は清潔で、鉄粉、ほこり、油汚れがないものとする。サイジングブロックは通常、ワークの四隅に配置されます。スパンが大きすぎるワークの場合は、中央に同じ高さのサイジングブロックを追加する必要があります。
ワークの長さ、幅、高さが図面の寸法に従って定規で適格であるかどうかを確認します。
ワークをクランプする際は、プログラミング動作命令のクランプ配置モードに応じて、加工部品を避けることや、加工中にカッタヘッドが治具に接触する可能性を考慮する必要があります。
ワークピースをサイジングブロック上に配置した後、図面の要件に従ってワークピースの基準面上でテーブルを引っ張ります。6面研削加工を施したワークについては、直角度が認定されているかを確認してください。
ワークを引っ張った後は、クランプが不安定で加工中にワークがずれないようにナットを締める必要があります。クランプ後、再度メーターを引いて誤差を超えないことを確認してください。
03 ワークヒット数
クランプされたワークの場合、タッチナンバーヘッドを使用して加工基準のゼロ位置を決定できます。タッチ ナンバー ヘッドは光電式および機械式です。方法には、中間衝突数と片側衝突数の 2 種類があります。中間衝突数を分割する手順は次のとおりです。
光電静電、機械速度450～600rpm。ワークテーブルの X 軸を手動で移動して、タッチ ヘッドをワークピースの片側に接触させます。タッチヘッドがワークピースに触れたばかりで赤色のライトが点灯している場合、この点の相対座標値を 0 に設定します。次に、ワークベンチの X 軸を手動で移動して、計数ヘッドをワークピースの反対側に接触させます。カウンティングヘッドがちょうどワークに接触したとき、このときの相対座標を記録します。
相対値から衝突ヘッドの直径（つまりワークの長さ）を差し引いて、ワークの長さが図面の要件を満たしているかどうかを確認します。
相対座標の数を2で割った値がワークのx軸の中心値となります。次に、ワークベンチを X 軸の中間値に移動し、この点での X 軸の相対座標値を 0 (ワークピースの X 軸上のゼロ位置) に設定します。
ワークの X 軸ゼロ位置の機械座標値を g54 ～ G59 のいずれかに注意深く記録し、工作機械にワークの X 軸ゼロ位置を決定させます。データが正しいかどうかをもう一度注意深く確認してください。ワークの Y 軸のゼロ位置設定手順は X 軸の場合と同様です。
04 道具を揃える
プログラミング動作命令のツールデータに従い、加工対象のツールを交換し、基準面上に配置されたハイトゲージにツールを接触させ、ゲージの赤色点灯時にその点の相対座標値をゼロに設定します。の上。
ツールを安全な場所に移動し、手動でツールを 50mm 下に移動し、この点の相対座標値を 0 (Z 軸のゼロ位置) に設定します。
この点の機械座標 Z 値を g54 ～ G59 のいずれかに記録します。これでワークのX、Y、Z軸のゼロセットが完了しました。データが正しいかどうかをもう一度注意深く確認してください。
片面タッチ数も上記の方法でワークのX軸、Y軸の片面にタッチします。このときの X 軸と Y 軸の相対座標値をオフセットし、タッチカウントヘッドの半径が X 軸と Y 軸のゼロ位置になります。最後に、X 軸と Y 軸の機械座標を g54 ～ G59 のいずれかで記録します。データが正しいかどうかをもう一度注意深く確認してください。
ゼロ点の正確性を確認し、ワークのサイズに応じてX軸、Y軸をワークの側面張り出し部に移動させ、ゼロ点の正確性を目視確認します。
プログラミング動作命令のファイルパスに従って、プログラムファイルをコンピュータにコピーします。
05 加工パラメータの設定
加工時の主軸回転数の設定：
N=1000×V/（3.14×D）
N：主軸回転数（RPM/min）
5：切断速度(M/min)
D：工具径(mm)
加工時の送り速度設定：F＝n×M×Fn
F：送り速度(mm/min)
M：刃数
FN：工具の切削量（mm/回転）
各刃の切り込み量設定：FN＝Z×Fz
Z：工具の刃数
FZ：工具各刃の切り込み量（mm/回転）
06 起動処理
各プログラムの開始時に、使用するツールがプログラミング命令で指定されたツールであるかどうかをよく確認してください。加工開始時は送り速度を最小に調整し、1セクションで加工します。素早い位置決め、工具の落下、送りに集中してください。ストップキーに手を置きます。問題があればすぐに中止してください。安全に送り込むためにツールの移動方向に注意し、ゆっくりと適切な送り速度まで上げてください。同時に、工具やワークにクーラントまたは冷風を加えます。
荒加工時は制御盤から遠すぎないように注意してください。異常が発生した場合は、機械を停止して点検してください。
荒加工後は再度ゲージを引いてワークの緩みがないことを確認してください。衝突がある場合は、衝突数を再度修正する必要があります。
最高の処理効果を達成するために、処理プロセスの処理パラメータを継続的に最適化します。
この工程は重要な工程であるため、ワーク加工後、主な寸法値が図面要求と一致しているかどうかを測定します。問題がある場合は、直ちにチームリーダーまたは勤務中のプログラマーに通知し、問題を確認して解決してください。自主検査に合格した後は取り外し可能であり、特別検査のために検査官に送る必要があります。
加工タイプ：
穴加工：マシニングセンターで穴を開ける前に、必ずセンタードリルで位置決めをし、図面サイズより0.5～2mm小さいドリルで穴を開け、最後に適切なドリルで仕上げ加工を行ってください。
リーマ加工：ワークのリーマ加工は、まずセンタードリルで位置決めし、次に図面サイズより0.5～0.3mm小さいドリルビットで穴あけ、最後にリーマで穴あけを行います。リーミング。リーマ加工時は主軸回転数を70～180rpm/min以内に制御するように注意してください。
ボーリング加工：ワークのボーリング加工は、センタードリルで位置決めし、図面サイズより1～2mm小さいドリルビットで穴あけ後、荒ボーリングカッター（またはフライス）で加工します。片側0.3mm程度の取り代のみの加工に使用します。最後に、事前にサイズが調整されたファインボーリングカッターをファインボーリングに使用し、最後のファインボーリング代は 0.1mm 以上でなければなりません。
直接数値制御 (DNC) 操作: DNC NC 加工の前に、ワークピースをクランプし、ゼロ位置を設定し、パラメータを設定する必要があります。送信する加工プログラムを検査用コンピュータで開き、コンピュータをDNC状態にして、正しい加工プログラムのファイル名を入力します。工作機械のテープキーとプログラムスタートキーを押すと、工作機械のコントローラ上でLSKの文字が点滅します。パソコン上で Enter キーを押すと、DNC データ送信処理が実行されます。
07 自主点検の内容と範囲
加工者は加工前にプロセスカードの内容を見て、加工するワークの部品、形状、寸法を明確に把握し、次工程の加工内容を把握する必要があります。
ワークをクランプする前に、ブランクのサイズが図面の要件を満たしているかどうかを測定します。ワークをクランプする際は、プログラミング動作の指示どおりの配置になっているかをよく確認してください。
誤差データを適時に調整するために、粗加工後に自己検査を適時に実行する必要があります。自主検査内容は主に加工部の位置や大きさなどです。たとえば、ワークが緩んでいないかどうか。ワークが正しく分割されているか。加工部から基準端（基準点）までの寸法が図面要件を満たしているか。加工部品の位置と大きさ。位置、サイズを確認後、粗加工形状定規（円弧を除く）を計測します。
仕上げ加工は荒加工と自己検査を行った後に行われます。完成後、作業者は加工部品の形状と寸法について自主検査を行う必要があります。垂直面上の加工部品の基本長さと幅を検出します。傾斜面の加工部の図面に記されている基点寸法を測定します。
作業者がワークピースの自己検査を完了し、図面およびプロセス要件を満たしていることを確認した後、ワークピースを取り外して特別検査のために検査官に送ることができます。
投稿時間: 2021 年 11 月 17 日